シーズン8終期に使用、目標としたレートは2000、最高・最終レート2008。
【目次】
1.経緯
2.パーティ構成
3.個別解説
4.データ
5.あとがき
1.【経緯】
構築の目標は「レート2000オーバー」、コンセプトは「倒しにくいヤツら」。
耐久に振ったボルトロス・ランドロスは相手にすると非常に倒しにくいイメージがあった。
また以前ボルトランドスタン(ボルトランドコントロール)を真似してみたところ強かったので、
シーズン8はボルトランドを自分なりに改良しながらレート2000を目指した。
ボルトランドスタンは、
ボルトランド+エース級メガポケモン+相性補完2体
という並びが多かったのでそれにならってパーティを構築した。
シーズン初期~中期にバシャーモ・サーナイトをエースとしたボルトランドスタンでレート1830まで8割5分くらいの勝率だったが、
ガルーラ・カバルドンとのマッチング増加に伴ってめっきり勝てなくなったので構築を練り直した。
その際、突破力も然ることながらボルトランド以外の4匹も一撃では倒れない並びを作りたいと考えた。
結果的にメガシンカのファーストチョイスはとにかく強いメガガルーラ、
相性補完2体にはギルガルド、スイクンを選んだ。
最後に、もう一つのメガシンカ枠をメガチルタリス(メガヘラクロス)で埋めた。
その結果、耐久に補正をかけていなくても耐久がある「中耐久中速」の並びとなった。
努力値配分は強い方々のブログ記事を参考にした
(参考元が分からなくなってしまってごめんなさい)
2.【パーティ構成】
化身ボルトロス @オボンの実 ずぶとい/いたずらごころ
181(232)-x-102(24)-145-132(252)-128
25-x-31-31-31-19
ボルトチェンジ/でんじは/くさむすび/どくどく
HBD:擬似生意気ボルトロス、非理想個体のため明確な調整はなし
霊獣ランドロス @とつげきチョッキ 意地っ張り/いかく
195(248)-188(44)-110(4)-x-118(144)-120(68)
31-31-29-x-30-31
地震/とんぼがえり/岩石封じ/叩き落とす
※非理想個体のため調整がズレている。
A:ガブリアスを地震で確定2発
B:威嚇込み200逆鱗2耐え
D:珠C197めざ氷 確定耐え、C145めざ氷 2耐え
S:岩石封じで化身ボルト抜き
ガルーラ @ガルーラナイト 陽気/きもったま→おやこあい
181(4)-147(252)-100-x-100-156(252) (ガルーラ)
181(4)-177(252)-120-x-120-167(252) (メガガルーラ)
猫だまし/すてみタックル/炎のパンチ/冷凍パンチ
ギルガルド @ラムの実 意地っ張り/バトルスイッチ
167(252)-106(212)-170-x-170-86(44)
シャドークロー/聖なる剣/剣舞/かげうち
S:無振り65抜き
スイクン @ゴツゴツメット ずぶとい/プレッシャー
207(252)-x-165(120)-117(56)-136-114(72)
31-x-31-29-31-30
ねっとう/凍える風/リフレクター/ほえる
H:16n-1(ぶっぱ)
B:意地ファイアローの鉢巻ブレバ乱数耐え(乱数2発 約87%で耐える)
C:残り
S:最速50族抜き・準速60族+2、凍える風S-1で最速ガブリアス(S実数値169)抜き+1
チルタリス @チルタリスナイト 控えめ/ノーてんき→フェアリースキン
181(244)-×-116(44)-121(156)-126(4)-108(60)(チルタリス)
181(244)-×-136(44)-165(156)-126(4)-108(60)(メガチルタリス)
ハイパーボイス/火炎放射/はねやすめ/どくどく
H:16n-1
B:A特化ハッサムの鉢巻バレパン確定2、A特化メガリザXのフレアドライブ確定3、
A特化メガバシャーモの飛び膝蹴り確定3
C:ハイパーボイスでH252振りサンダーを確定2
D:端数 (C4振りサンダーのめざ氷乱数3、C特化メガリザYのオーバーヒート2連耐え)
S:4振りロトム抜き
(変更前):ヘラクロス @ヘラクロスナイト 意地っ張り/こんじょう→スキルリンク
187(252)-192(236)-96(4)-x-117(12)-106(4)
187(252)-258(236)-136(4)-x-127(12)-96(4)
ミサイル針/ロックブラスト/インファイト/寝言
3.【個別解説】
化身ボルトロス
紛うことなきGTS産ボルトロス。実数値を見ればわかるが理想値には程遠い。
シーズン5あたりから増えたと言われるいわゆる耐久型のオボン持ち化身ボルト。
ずぶといなのにHD振りなのは、「めざパ氷」が使えないから。
ボルトランドのずぶといボルトロスはBに振ってガブリアスを意識して調整をしていることが多いが、
Bに振ったところで有効打がないのでDに振ることにした。
技は対面操作(言いたいだけ)のボルトチェンジ、でんじは、地面タイプへの有効打であるくさむすびまで確定。
最後のひと枠はどくどくになっているが、途中までは挑発を入れていた。
変更した理由は、相手が挑発警戒の動きをしてきて1ターン損することが多かったから、
試合終盤にこちらのボルトロスと相手の高耐久のポケモンが残った際突破手段がなくなるのが嫌だったから、の二点。
めざパがなくても、個体値が若干低くても、「でんじは」さえあればボルトは活躍してくれた。
役割:スイクン、ゲンガー、水地面タイプ、リザードン、バシャーモ、ボーマンダ
霊獣ランドロス
構築の中枢を担うポケモン。
調整は、今さら偉そうに解説するまでもないよくいるチョッキ霊獣ランドロス。
物理・特殊関係なく、対面からたいていの技を一発耐えることができるので仕事ができる。
高耐久+いかくによるクッション役。
電気・地面の二つを無効にでき、意図せずとも相手に択ゲーを仕掛けられるのは強い。
個人的に、このポケモンのいちばん強い技は叩き落とすだと思っている。
こちらがガルーラを選出している場合、相手のゴツメを叩くのが最優先事項。
ガルーラを止めに来るゴツメ持ち耐久ポケモンは、
カバルドン、クレセリア、スイクン、ナットレイであることがほとんど。
そしてこれらの攻撃を一発は必ず耐えてくれるので、相手が居座ればゴツメを叩いて裏のガルーラでひたすら殴る。
役割:ランドロス、クレセリア、リザードン、スイクン、ナットレイ、バシャーモ、ガブリアス、クチートなど
ガルーラ
もちろんこの構築のエースアタッカー。
最速の理由は、こいつよりSが遅いやつを徹底的に上から殴りたいから。
相手のS種族値が100以下なら基本的に抜かれることがなく、
それを計算したうえで何手か先まで考えられるのがよかった。
幸運にも、相手のガルーラやリザードンに上から殴られることがほとんどなかった。
パーティに炎タイプがいないのでナットレイを倒せる炎Pを選択。
地震を必要に感じる場面は一度もなかった。
役割:ゴーストタイプ以外のほとんどのポケモン、ガルーラ
ギルガルド
格闘・毒無効かつ龍耐性。
倒しづらさでいえばかなり上位にランクインするであろうポケモン。
Sだけ調整して残りをHAに振るという雑な配分なので改善の余地あり。
多くのギルガルド・ポリゴン2・マリルリあたりにSは勝っていたが、
実数値90くらいまで回してもいいかも知れない。
物理ギルガルドはメインウェポンがシャドークローかアイアンヘッドだが、
後出しされる炎タイプ鋼タイプに等倍が取れるシャドークローの方が使い勝手がよかった。
ラムを持つことで対面からならキノガッサにも勝てるし、噂の素催眠ゲンガーにも勝てる(はず)。
役割:キノガッサ、クレセリア、ルカリオ、ヘラクロス、ナットレイ
スイクン
クレセリアを突破するガルーラが我が物顔で蔓延る環境で物理受けなんて存在しない、
と思いながらもゴツメ枠は必要だと感じたので採用。
凍える風で交代先のSダウンさせたり、リフレクターによるサポートができる。
HBに振るとはいえ、ある程度火力が欲しかったのでCにも若干振っている。
ランドロスのいかくと合わせて、相手の物理アタッカーを止めるのが仕事。
ウルガモスやスイクンが後出しで積んでくるので吠えるが有効だった。
役割:ガルーラ、霊獣ランドロス、バシャーモ、マリルリ、地面タイプ
チルタリス
パーティの穴を埋めるもう一つのメガ枠。
元々この枠にはメガヘラクロスを置いていたがリザードンとのマッチングが多かったので、
レート2000を達成するほんの数戦前に変更した。
リザードンXYどちらにも対応でき、上記5体の並びで処理に苦労していた穏やかサンダーにも強い。
ヘラクロスで鬼火をもらって根性ミサイル針で不確定な勝負をするしかなかったヤミラミに対しても、
一応バツグンを取ることができる。(有利とは言ってない)
メガヘラクロス、メガチルタリス共に連続技・貫通技を所持しているので身代わり持ちには幾分強くいのでは。
他の5体と比べて実戦回数が少なくチルタリスの活躍度を測るのは難しいが、
バシャサンダーナットにeasy winできたのはチルタリスのおかげ。
このパーティにしてからヒードランは一度も選出されなかったので、地震は見送り。
炎技が大文字でない理由は、外すのが嫌だったから。
役割:バシャーモ、リザードン、サンダー、ヤミラミ
(変更前) :ヘラクロス
ガルーラを見て選出されるクレセリア、カバルドン、スイクンに強い。
ルカリオ・サンダーの並びを一人で処理する等ポテンシャルは高かったが、
リザードン、バシャーモの数が多かったためシーズン最終日に敢無くパーティから離脱。
チルタリスとは違った相手に強く出られるので、一長一短ではある。
役割:ナットレイ、クレセリア、カバルドン、スイクン、ルカリオ、ポリゴン2
4.【データ】
選出は、基本的に相手のパーティを見て刺さっているポケモンを選んでいく。
基本選出は特にない。
ただし、メガポケモンを2体同時選出することはほとんどなかった。
●選出率と選出時勝率 自分レート1813~2008
全56試合 35勝21敗 勝率62.5% (メガヘラクロス入り 49試合、メガチルタリス入り8試合)
チルタリス/ヘラクロスの右のかっこ内は選出回数でありそれぞれ5試合、21試合。
選出率1位はダントツでランドロス。やはり腐りにくく信頼が厚かった。
ガルーラが選出率、勝率共に若干高め。
選出率下位の3匹は割と万遍なく選出され、偏りのない勝率になった。
ガルーラが選出率、勝率共に若干高め。
選出率下位の3匹は割と万遍なく選出され、偏りのない勝率になった。
しかしガルーラを選出していないときのメガ枠であるチルタリス・ヘラクロスの勝率は
異常に低いのでここは要改善。(タイトル詐欺ではない!)
改めて、ガルーラは強い。
●KP・被選出時勝率 相手レート1800~2050がメイン。
全56試合
異常に低いのでここは要改善。(タイトル詐欺ではない!)
改めて、ガルーラは強い。
●KP・被選出時勝率 相手レート1800~2050がメイン。
全56試合
参考までに。
赤字は4試合以上選出されてなおかつ苦労したと感じた相手。
炎技が刺さっているためリザードンはXY共に苦手。
赤字は4試合以上選出されてなおかつ苦労したと感じた相手。
炎技が刺さっているためリザードンはXY共に苦手。
炎技をタイプ一致で打てるやつがいないし炎技持ちがクチートの攻撃を受けきれないので、クチートはかなりキツイ。
またパーティ内の最速がガルーラなので、上をとられるライコウのようなある程度火力の出る高速アタッカーも苦手。
またパーティ内の最速がガルーラなので、上をとられるライコウのようなある程度火力の出る高速アタッカーも苦手。
表には載っていないがパルシェン、マンムー、マニューラといった氷タイプも苦手。
耐久の種族値が低くないポケモンを集めたが数値受けできるヤツがいないため、鉢巻ガブリアスに逆鱗をぶっ放されるだけでツラい。
5.【あとがき】
0 件のコメント:
コメントを投稿